私的秘法を語る
以前、私的秘法という小冊子を出しました。
内容を伏せた状態で出しました。
商品の説明で、何が出来るか等をほとんど書かないという形で出しました。
普通なら警戒して買わないですよね。(^ ^;)
まぁ、内緒にしておきたかった方法を書いたので、この様な形を選びました。
「なんだろう?」と興味を持った人や、「紀良さんの事だ。何かあるな…」と、
思った人も居たと思います。
知ってる人にだけコッソリ見せていたマジックです。
内容は、イン・カード、アウト・カード、隙間の隙間の3作品で、
全て準備無しで演じる事が出来ます。
この3作の中で、アウト・カードは一番演じている手品ですね。
ケースにデックを入れたのに、1枚だけケースを通りぬけて出てくるんですが、
この方法が知れ渡ったら、
この方法が未来のスタンダードになるんじゃないかなと思っています。
備考で他の使い方も書いているんですが、色んな使い方が考えられると思います。
我流のコンビニシング・コントロールも解説しているのですが、
このマジックに相性のいい技法だと思います。
コンビニシング・コントロールは初めて知った時から、気になってる点があり、
その部分を解消した方法になります。
振り返って考えたら、指の動きが最小限になり、気に入っています。
キラ・アンビシャスでも少し扱っているんですけどね。
イン・カードは選んでもらったカードがケースから出てくる手品ですが、
ある場所にカードを持っていく手段があまりなく、考えて出来たのがこの方法です。
実はこの方法、解説ではデックとケースで演じていますが、
実はデックとデックやパケットでも使えます。
こっちにある1枚をこっちに移す等、他の手品の使い方も出来ます。
隙間の隙間という作品ですが、これは内緒にしておきたかった作品です。
前半の部分ですが、この方法を見つけた時は嬉しかったです。
後半の部分は、やり方が決まってなかったので、新たに考えました。
言ってしまえば、ブレークの上のカードのコントロールなのですが、
雑に扱う系のコントロールです。
前半の部分でカードを見つけている様には見えない(←願望)状態で、
雑に扱うので、より不思議さが増すと思います。
このレクチャーノートは少し秘密がありまして、掲載している手品を逆順に演じると、
一つの手順になります。
隙間の隙間でカードを言い当てて、ケースに向かってリフルし、
ケースを開けると中からお客さんの選んだカードが出てきます。
そのカードをデックに入れてケースにしまい、
上から叩くと選んだカードだけ出てくるといった手順になります。
それにしても最近はスマートフォンの影響で、YoutubeやSNSが情報の元になり、
この様なホームページ関係はあまり見られなくなってきている様に思います。
パソコンも持っていない人も増えてきているらしいです。
逆に言えば、この様なホームページはほぼ見られない。
特にうちのホームページでコラムを読んでる人はかなりの希少種ですね。w
いろいろ書きたい放題かも知れませんね。
TRICK STUDIO